早いもので10/11で、ついにうちのさくらねこティム&シエルと出会って、3周年目、めでたく推定4才の誕生日を迎えました!!
もちろん、スーパーボランティアの方のもとでの見習いです!
まだある母関係&ティム&シエル関係のことだけでもあっという間に時間が過ぎてしまう今日この頃、奇しくもティム&シエルとの出会い&誕生日に連絡を受け、敷地内でちらほら見かけ仔猫も生まれたらしい3頭のTNR・捕獲作業に同行させて頂きました。
夕方、色々と教えて頂きながらスーパーボランティアの方の手際のよい捕獲準備で、捕獲器4つを適当箇所に設置し一晩待つことになりました。
帰りに、噂のK公園で、実質地域猫達の人間を警戒しない長生き(最長20歳程!)できる程穏やかな世界を作り上げたスーパーボランティアの方や、地域の餌やりボランティアの皆さんのお話を伺ったりしながら表には出ないけれども地道に尽力されてきた成果と課題、そして残酷な現状、さらには猫活冷戦の実情まで知ることができました。。詳しくは後日書きたいと思います。
そんなお話をしていると、
捕獲器を仕掛けるときから、捕まる気がなんとなくしていたのですが、見事、仕掛けてから30分もしないうちに早くも二頭かかっているとの連絡が入り、急きょ翌早朝にこれまたいつもさくらねこたちのためにお一人で尽力されているどうぶつ病院の院長先生のところへ朝6時半に伺うことになりました。。
手術を終えた猫ちゃん達の待機場所がないためスーパーボランティアの方は、工夫に工夫を重ね、猫ちゃん達ができるだけ快適に安心して過ごせるスペース確保に毎回奔走しているとのこと、時には、車に乗せまわったり、苦しい実情を教えて下さいました。
一刻も早く公共施設を待機所として一時的にでも使わせてもらえるようになったらと切に願います。。
また、手術は、どうぶつ基金の協力を得られても、ワクチン接種は高額なので、血液検査のみしてもらっているとのお話でしたが、それも、私にとっては大変なことです。。
天界の師のおかげさまで、ネット購入したノミダニ駆除薬を手術後に投与して頂けることになり、勇み足かと思われた定期購入も少しでも役に立ってよかったと思いました。。
これも、市がどうぶつ基金さんの協力を一刻も早く得られるようにして頂けることを切に願います。。
そして、そのオスメス2頭の手術をして頂いている間に、さらに同じ場所で2頭かかったとの連絡が入り、そのにゃんこ2頭をまた病院に搬送することになりました。。
そして、実は、まだ捕まっていないのがあと2頭ほどいるとの情報で、術後の4頭をもとの住民宅に搬送しがてら新たに捕獲器を3つ設置することになったのでした。。
なんとまあ次々・・・東へ西へ行ったり来たり、車がなければ成り立ちません。。
さすが、スーパーボランティアの方です。
まだ捕まらない手ごわい母猫の為、なんとか一気に捕まえたい、捕獲器も様々な工夫でいっぱいです。
トラップ&ニューターをした4頭は、親子で、父親と少し前まで仔猫だった毛並みのよい娘たち(メス3頭)でした。。
猫には家族とかは関係ないと一蹴されてしまいましたが、生物学的な猫事情はよくわかりませんが、ファミリーそろっているとは貴重な感じがし、
幼くして母猫と別れ未だに無心にふみふみしてしまうティム坊の寂しげな後姿を思えば、
TNRできたら、交通事故にだけは気を付けなければなりませんが、適度に休める暖かな場所と安全な空き地広場とごはんがもらえる地域猫ちゃんとして家族で気ままに暮らせたら、室内のようにベストではないけれど、ちょっと幸せなのかもしれません。。
ともあれ、かわいそうではありますが、また仔猫が増えてしまう前に捕獲できたことは後々の不幸を考えるとよかったと感じました。。
あとは、警戒心強めの母猫と最近姿が見えないという残っているその子どもが捕獲できれば、これまた奇跡とちょっと期待して連絡を待つことになりました。
そして、うまくいけば、明日ファミリーリリースに同行させて頂けるというTNR3日目になるか・・・
これが、奇しくもティム&シエル記念日の昨日から今日にかけての出来事でした。。
ティムちゃんとシエルちゃんは、とってもいい子でお留守番をしてくれていました。。
さすがです!
まだまだ触られるのに慣れず、ご飯とおやつ以外はとりあえず一度は逃げてみたりする(でも戻ってくる)シエルちゃんも、母の事などで元気のない私のそばにわざわざやって来て、佇んでいてくれている優しさにはじーんときてしまいます。。
ティムちゃんは、その前に、そのような私の変化を察知して、遠くからでも呼んで声をかけてくれるのです。。
東京小平で、肢が濡れていた状態で捕獲器に入っていたからモーゼと名付けられていたティムと、ずっと男の子と思われていた一度も出産経験のないシエル。
彼らとは、奇跡的な条件で出会うことになりました。
ちょうど3年前、十数年ペーパードライバーの私が、急激に歩けなくなってしまった母のため藁をもすがる思いで、レンタルした福祉車両に母を乗せ、山梨から所沢までの高速長距離を初めて運転し訪れた所沢の専門病院を受診の一方で、
ティム&シエルも小平から所沢のシェルターに移っており、奇しくもそのシェルターが病院の通り沿いだったため、交通はスムースでしたが、一人で聞かざるを得なかった病院受診結果と対応に孤独と絶望に打ちひしがれていた中での(今思えば救いの)出会いとなったことを覚えています。。
出会う半月前まで野良ちゃんだった彼らには、私が超動物初心者のため、とても苦労をかけたと思いますが、本当に、3年間の軌跡は奇跡です。。
改めて、よく元気でついてきてくれたと心からの労いと感謝の気持ちでいっぱいになります。。
Timshel!