3年ぶりに、横浜トリエンナーレを観てきました。
今回は、「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」というテーマで、何か大切な忘れ物はないかというコンセプトのもと、反戦的なものや、地球上には公にはされない過酷な世界や、知られざる世界がある・・・?といったテーマの作品も数々展示されていました。と、ふと、この国でも、公にされない生き強い方々のダークな面がたくさんあろうに・・・少々偏りも感じましたが、アートが、「つくる」ことが、生きづらい人々にも居場所を与えてくれるあたたかさがあるかも…ということだけは、再確認できた気がします。
「世界の中心には忘却の海がある」とは、確かに、私も旧ブログで書かせていただいていますが、「海」という塩と水で浄められつつ、常に上から降り注がれる「忘却スプレー」トラップで、やましさや後ろめたさの化学反応により、原爆でも、原発でも、天災でもなんでも、すぐに忘れてしまう日本の民への警鐘とも言えるかもしれないテーマとも感じました。
それにしても、テーマが高尚すぎて、よくわからないものが多かったなーと、3年前と比べては失礼ながら、正直、後者の方が面白かった気がしました。
ゴミを狙うカラス・・・?
夜景が美しかったです・・・
またぜひ訪れたいところです♪
フェニックスでしょうか・・・?元町商店街にて