Timshelの日記

日々のこと、世間話

家族はワンチーム その1 発達障害・・・生き辛いアース・スターと家族

発達障害の息子をエリート公務員の父親が手にかけてしまった事件、とても胸が痛みました。

最近発達障害を巡る殺傷事件(被害者も加害者も)のニュースをよく聞くようになりましたが、この手の事件は実は大変多い、ほとんどがそうなのではと感じます。

本当に、人間は誰しも、いつルシファーの誘惑に負け、道を踏み外すかわからないとつくづく思います。

人間は、わざわざ武器をもって戦争をしなくても、常に自身の中でルシファーにそそのかされながら善と悪で戦っている、本当に忙しい存在だと思います。

そして人は一瞬一瞬の未来をベストからワーストまで5つの選択肢から瞬時に選んでいるそうですが、

「家族」は天界にゴールするために結成されたソウルファミリーチームであり、どのような人も家族それぞれ役割があって地上に降りてきており、皆で協力して魂レベルを上げて天界に帰るという最大の目的に気づいていたら(思い出していたら)、天界の光を知っていたら(思い出していたら)、このような最悪の選択をしなくても済んだろうと思います。

扱いづらい者は生きていてはいけないのか。

もし、どんなに大変な子だろうとも、その子の気持ちを汲んで受け止めてあげることができていたら・・・と、追い詰められた人間というもののもろさを悲しく思いました。

発達障害(天界学ではアース・スター、アース・エンジェル、アース・エレメンタル)のお子さんをお持ちの親御さんの気持ちはとてもよくわかります。

特別支援学校教員時代、かわいかった我が子が成長して自分の思いをうまく伝えられないジレンマから暴力的になり、背丈も腕力もあるので、手に負えず怖くて親御さんがどうしてよいかわからないという当時高学年だった男の子を、早い段階から自分をコントロールするトレーニングで落ち着きを取り戻していたことを思い出しました。

その当時の先輩教師は、小さいうちからの積み重ねが重要であると、特別支援学校の個別に対応できるスペシャルな教育の有効性を説きつつ、一方でわが子の障害を認めたくない、同級生の友達がたくさんいる普通学級に入らせたい親御さんの多さを懸念していたことを覚えています。

現在は、スペクトラムという考え方が主流になってきており、

発達障害か否かではなく誰しも多かれ少なかれその要素は持ち合わせており、社会適応に支援が必要かどうかということでしょう。

かくいう私も物心ついたころから内弁慶で、外で発散できない分、家では問題児として手に余る子でした。

でも、それには理由があったんです。認めてもらいたい、愛してほしい、特に母親には。どんなときでもやさしく受け止めてほしかっただけなんです。

私は、確かに同級生の中では浮く存在でした。父の仕事の関係で転校が多かったということもありますが、学校にはなかなか自分の居場所がありませんでした。

私は学校の教師からはまあまあいい子で通っていましたが同級生からはよく陰口をたたかれたり、無視されたりして本当に辛く、楽しいことなど皆無でした。

家でも、口答えに手を焼いた母親に口を利いてもらえなかったことがとても辛くて、自分が反抗するから悪いのだけれど、その悪循環から逃れられなくて、いつも死にたいと思っていました。でも、外面がよいというか、生来のばか真面目さから、どんなに苦しくて死にたくても母親に促されてがんばって学校に通い続けました。

よっぽど悲壮感が漂っていたのか、小学校の卒業文集の担任からの一言メッセージには、「自分を卑下しないように・・・」と書いてありました。

その時初めて「卑下」という聞きなれない難しげな熟語を知ったのですが、なんだか一人だけお祝いのメッセージではないような気がして意味を調べて少々落ち込んだことを覚えています。そしてその時初めて、「自己疎外感」という活字で自覚した気がします。

私があまりに言うことを聞かないと、追い詰められた母の殺気も怖かった。そして、両親ともに手に余ると「施設に」という話にもなったことがあったと思います。このままだと本当に捨てられると本気で恐ろしくも憎しみと悲しみでいっぱいになったことも思い出します。

殺されてしまった息子さんもきっとそんな風に、愛されたいけれど、どのようにしてよいかわからなくて、ジレンマの中で苦しんだんではないかと思います。そして、まさか、信じている人に本当に殺されてしまうなんて夢にも思わなかったんではないかと思います。

何度とないルシファーからのお試しの試練を潜り抜け、手に余る私をなんとか育て上げてくれた両親には本当に感謝していますが、あの時、選択を間違えば最悪な事態を引き起こさないとも限らなかったかもしれません。

人間はやはり親と言っても完ぺきではないので、どんな人も「明日は我が身」いつも善と悪が共存し、せめぎあいながら、いつでも、被害者になり、加害者にもなり得るということを覚えておいた方がよいのかもしれません。・・・続く・・・

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生き辛さに悩む少女が天界で生きる魂の目的を知るクリスマスの奇跡の物語

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