広島に原爆が投下されて79年目を迎えた今日は、当たり前のようにあるだろうと思っていた黙とう放送もなく、もう世の中、自国の戦争体験は色あせてしまったのかなと少々寂しさを覚えました。。
毎年8/6、9、15日に黙とう放送が流れるのは全国的なことかと思っていましたが、市区町村によって違うのかな・・・？あるいは、もう、黙とう放送はやめたのかはわかりませんが、かつて、米国によって自国に原爆を落とされたことを知らない「はだしのゲン」を読む高学年児童（教え子）がいたくらいですから、今の時代もっと関心なんてないのかもしれません。。
それよりも日々の生活に追われて、平和について考えたり、平和に暮らせる有難さを思ったりするには、余裕がないのかもしれません。。
今の政治も経済も人間至上主義もどうしようもない世の中でも、平穏無事に過ごせている毎日に感謝することを、どうかすれば忘れがちになってしまう私たちに、魂の世界の方々と交流するこのお盆の時期である広島・長崎の原爆投下、終戦の日の3日間は、我が身を振り返り、平和に思いを致しながら、生きて学ぶことのできる素晴らしさに気づくよう仕向けられた特別な日なのだと感じます。。
どんなに愚かな為政者がいても国家権力から私たち国民を守り、今日の私たちが平和でいられるのは、戦争による犠牲者の尊い命と引き換えにできた世界に誇る日本の宝である日本国憲法のおかげであることを思い出す日なのだと思います。。
憲法を変えようとする与党の方々も虎視眈々と機会をうかがっているようですが、憲法9条は決して変えてはならないし、天界の憲法でもありきっと変えることはできないでしょう。。
次期総裁選候補と目される防衛大臣経験のある方も、憲法9条を変えたいとおっしゃっていたので、残念に思いました。。きっと、また、現政権が退いても、同じことが繰り返されるのかと思うと、現実逃避をしたく、無性に映画が見たくなってまいります。。
奇しくも、つい最近「チャイナシンドローム」という原子力発電所を舞台にした映画を見る機会があったのですが、まるで、東日本大震災の時の東電（まるで予言映画）と重なって衝撃的でした。。
戦争による原爆投下と、自然災害と人災による原発事故という原子の強大なエネルギーのいわば人体実験になってしまった我が国に起きたことを、我が国、国民への天界からのメッセージとして謙虚に受け止め、進む道を修正する必要と、チャンスが、毎年この時期にある気がしてなりません。。
子どもの頃、社会科の授業で非核三原則のことを知り、日本てえらいなーと思ってきましたが、後になって実は、沖縄には、米軍がずっとずっと昔から核弾頭を日本に許可なく持ち込んでいて、政府は知ってか否か黙認のようで、私たちはずっとだまされていたんだとショックを受けました。。
まぁ、そうでなくとも、原子力発電所は全国にたくさんあり、米国から許可を得たらしい！核燃料再処理施設もあり、殊にこの核燃料再処理施設では、ウランとプルトニウムを取り出すそうですから、すでに核を持っていて、皮肉にも核の抑止力に加担してしまっていたというのが実状のようです。。
そういえば、昔、血迷ってとある神さまと呼ばれる妖怪に会いに下北半島まで行ってしまった時のこと、何もないその道中近くの核燃料再処理施設を見学したことがありました。。
人気の全くないその施設に行くと職員の方が歓迎してくれて、誇らしげに使用済み核燃料の処理システム（完全防備で地中深くに埋めるから安全だというような趣旨のこと）について語られていたのを不安に思いながら伺っていたことを覚えております。。
とはいえ、世界に比類なき、経験と宝を併せ持つ奇特な国ですから、世界平和の希求を主導し続けることが日本国として最善なのだと感じます。。
今日は、昼過ぎから激しい雷鳴とともに強烈な風雨に見舞われ、一時停電するほどの嵐でした。。小一時間ほどでしたが、幾多の凄まじい閃光と落雷の轟音で、シエルちゃんも怖がって椅子の下に隠れて出てこれないほどに。それでも、おかげさまで、普段は到底触ることのできないお嬢をたくさん撫でてスキンシップを図ることができたことは大変有難い事でした。。
雷のエネルギーは、強大だそうで、家庭用電力は、雷が6回落ちると1年間賄えるそうです。。
発電所に取り入れるには難しいようですが、なんとか技術革新で、頻発する雷のエネルギーが原子力エネルギーにとって代われるといいのかもしれません。。
かみなりは、神が鳴らすものという大和言葉が語源だそうです。。
なかなか鳴りやまない雷に、自然界の精霊たちも勝手すぎる人間たちに怒っておいでかな・・・なんて、ティム＆シェルとお話しながら、恵みの雨とその後の涼しさに感謝感謝でございます。。
Love＆Light
Timshel！
