Timshelの日記

日々のこと、世間話

死を悼む痛みとさくらねこ

ブログ更新がままならない中、本当に色々なことが起きました。

今でも思い出すと胸が痛みます。。

3月のとある夜、仕事帰りに車を走らせていると、交差点の信号が黄になったので、

減速して止まるところで、目の前で轢かれた黒猫を目の当たりにしてしまいました。

おそらく、私の前の車かその前の車がはねたのではないかと推測される轢かれた直後のその猫ちゃんは後ろ足が動いたように見え、ライトの光を浴びた見開いた目がこちらに訴えているかのようで、大変な衝撃を受けどうしてよいかわかりませんでした。

言い訳ですが、うちのシエルちゃんすらまともに触れない超初心者が、完全なる野良ちゃんを触るなんてことは到底できないし、こういう時どうしたら・・・とショックを受けた頭で、考えているうちに帰宅してしまったのですが、どうしても、気になり、天界の助けを借りて、110番通報。探してくれるといったもののまだ気になってもう一度110番すると、迷惑がられ、番号を聞いて管轄の警察署に電話をするも、見つからないというそっけない対応に、もし見つかってお世話が必要なら私が看ますとだけ伝えて、矢も楯もたまらず市外の事故現場に戻ったのでした。

頭から血を流した姿はもう助からないように見え、二車線の交通量のある交差点で車から降りる勇気がなく、猫好きのどなたか心ある人頼みでその場を後にしたものの、何かに突き動かされるように、黒猫ちゃんを探しました。

すると、いないと言っていた黒猫ちゃんは先ほどの道路に横たわっていました。。

私のせいで、たぶんもっと轢かれてしまっていたかもしれません。。

本当にごめんなさい。。悔やんでも悔やみきれません。。。

警察に改めて電話をしようとしたとき、携帯の電池が切れてしまい、意を決して、先ほどより少し交通量が少なくなったその交差点に降り、亡骸を抱えて、近くの川沿いの畑か更地のあぜあたりに埋葬しました。

深夜に差し掛かり、暗くて頭等よく見えなかったのが、初めて猫の亡骸を抱く手の震えが止まらない私にとっては幸いだったかもしれません。内臓(ガス?)の臭い?死臭というものかわかりませんが、そのにおいとビニルにべっとりとついた血だけで、胸が張り裂ける思いでした。あのこちらを見つめるかのような眼差しの残像も、しばらく頭から離れませんでした。

掘る道具もなく、空き紙コップとあとはビニル越しの手で土をかき、唯一持っていた長いエプロン布で亡骸を包んで土をかぶせ、石と枝で碑をつくり、できる限りの昇天の儀式をしました。時計は深夜12時を回る頃で、2時間近くがあっという間のようでした。

浅くしか掘れなかったので、掘り起こされないことを祈りつつ、翌日春分の日の雨が、跡隠しをしてくれたようで、また、道路からでは見えませんでした。

天界の師によると、発情期のこの時期、車のライトをめがけて飛び込んでくる♂野良ニャンが多いのだとか。。

身体はうちのティムちゃんくらいで♂かなと思われる野良黒ニャンのずっしりとした重みと大きさは忘れられません。。

改めて、TNR(トラップつかまえる、ニューター去勢不妊手術、リターン地域に戻す)という活動の大切さを身を以って感じます。。

奇しくも、3/22がTNRをしたさくらねこの日ということで、

うちのティムちゃんシエルちゃんもさくらねこちゃんだし、

ほんの少しだけ、どうぶつ基金さんに協力させて頂きました。。

公益財団法人どうぶつ基金

そして、さらに奇しくも交流のあるアーススターのピュアな高校生たちに保護猫活動の大切さについてお話する機会も得ることができました。

奇特なその高校生の一人は、親からネグレクトを受け施設で過ごしながらも、逞しく生き、実習先にも動物に関わる仕事を希望するその子は、動物保護の活動に本気で取り組む意志を熱く語ってくれました。頼もしい限りです。話はそれますが、植物を育てたり、保護猫犬活動はピュアなアーススターにとって最適な仕事ではないかとも思います。。

3月に入って間もなく施設で亡くなった伯母の葬儀で見た安らかな顔を思い出しながら、命の重みについて考えさせられました。

謹んで、命あるものの「死」を悼みます。。

そして、できれば、

もう二度と、このような事故現場に遭遇しなくてもすみますように・・・

 

LOVE&LIGHT

  

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さくらねこのシエルちゃん♡

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さくらねこのティムちゃん♡

うちの子たちが救いです♪


Timshel!

 


trtimshel.jp


天界の絵本「魔法のおくりもの」