まるでワープしたかのようにもう年末になってしまいました。。
Timshel!
Timshel!
やはり不具合、今日もめげずに独り言つ。。
11月こそ、どうぶつ基金さんのチケットがとれるよう初めて申請することができました。ただし、申請してすぐにもらえて使えるわけではないのですね。。申請した翌月から使えるシステムとなっており、いろいろと勉強になります。。
今月は、愛に満ち溢れた責任感のお強い大変奇特な素晴らしいクライアント様に保護仔猫兄弟のご縁をつなぐことができました。。
スーパーボランティアの方や獣医さんのお話で、仔猫の里親募集案件は悲しいかなけっこうあるとのことで、奇しくも大変動物愛にあふれた猫ちゃん思いのボランティアさんから保護した仔猫兄弟のお話を伺い、みるみるうちにお話が進んでいったのでした。
大変真面目なS様は、お母様が体調を崩されたこともあって悩まれていらっしゃいましたが、見事な英断で、2頭の里親様となってくださいました。仔猫たちもそれに応えるように、人懐こいとても賢く元気な生後2か月くらいの仲良し兄妹で、さっそくご家族の人気者になっていました。噂に聞く仔猫の好奇心と活動力ですが、ものの数十分で、あらゆるものに慣れていき、あっという間に天井に到達するほど活発で、飛び回る様子にお世話も大変そうでしたが、とにかく懐くかわいさが癒しとなっているようです。。
お徳を積まれたS様、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。。
月食満月の日の夕方、急きょF市M坂Kの捕獲作業に携わることになり、昔学生バイトの郵便宛先仕分けで知った地名だけれどいったいどこにあるのか長年わからなかった場所、けっこうな山奥まで出かけると、なんだか寒さが違います。。
こんな寒いところにたくさんの猫ちゃんが・・・?いましたいました。。
人の気配で(依頼主の方いわく、朝からごはんをあげていないとのことで)続々と姿を現す人馴れしたなかなかいい体型の猫ちゃんたち。
ある1頭の黒メス猫ちゃんは、私のところにつかつかやってきて、
何撮ってるのさ、そんなの撮ってないでえさよこしな!とでも言うように、私の膝に片手をかけて、もう片方でカメラをはたこうとしました。。びっくり。。
で、やはり、仕掛けたそばからどんどん捕まり、計7頭がものの一時間で一気に捕獲できました。。
今回は、手術まで1日あるということで、依頼者宅のガレージで暖を取り、ごはんを多めに用意したうえで、さらにスーパーボランティアの方が翌日残り1頭の捕獲と併せてえさやりにきてくださるとのことで、その日はすっかり暗くなった山間を後にしました。
日曜早朝、いつもお世話になっている動物病院にて、捕獲した7頭の猫ちゃんたちの手術の立ち合いをしました。あと1頭はやはり捕まらず、残念でしたが、
TNR活動を始めて以来、今のところ、捕獲にかかわったところはほとんど一気に捕獲できている奇跡に感謝します。。
そして、思いがけない寄付も、大変有難く感動しました。。またノミダニ駆除が猫ちゃんたちにできます。。しみじみ。。
続く・・・
相変わらず通信不具合続きの今日この頃、めげずに書きます。。独り言として。。
TNRの一環で手術をした子は、万が一再び捕獲されてしまった時にも、開腹しなくても不妊手術済と判別できるよう、ちょっとかわいそうですが、片耳の先をちょっぴりカットします。男の子は右耳、女の子は左耳で、耳の形がさくらの花びらに似ていることから「さくら耳」。その子たちは「さくらねこ」と呼ばれ、その尊い命は、人々からお世話をされ愛されて一代を全うしていただく精霊たちの代表メッセンジャーであり天使のような存在として人間たちに学びと徳を授けてくれます。。
中には、耳カットをかわいそうといって反対する方もやはりいるようですが、手術したのに、再びつかまって開腹確認されるリスクのほうがとてもかわいそうに思えます。。
一昔前は、ビーズを耳に通していたそうで、そうすると、後々猫が気になってかきむしりかえってリスクがあると、さくら耳の形になったのだとか。。(余談ですが、正直ICチップも、異物を一生入れ込んで監視される感じが、宇宙の存在の影響が大いにある感じで微妙です。。)
人間でもピアスの穴に相当するくらいかなと感じて、それが今は最善のかたちだと感じます。
1頭から一年間で何十匹も増えてしまう現状から、一刻を争うとやたらめったらTNRをしていいわけではない、というのが実際に活動を始めてみて学んだことです。というか、知りたかったことがだんだんと見えてきました。。
スーパーボランティアの方いわく、手術をしたさくらねこちゃんは、動ける範囲が狭まり、リリースされた場所から遠くへ餌などを求めて行けなくなってしまうそうです。
なので、さくらねこケアプランは必須で、そのために、地域住民、えさやりさんの理解と協力はなくてはならないものとなります。。
だからこそ、地域の方々を説得できるだけのTNR交渉術ノウハウがぜひとも必要で、それを早く学びたく思っているのですが。。
まあ、まずは、依頼のあった捕獲作業の実践を中心に学べということでしょうか。ちょうど、どうぶつ基金さんのTNR手術無料チケットの登録申請したつもりが、申請できていなかったという凡ミスも相まって、もっと気楽でよいとの天界からのお達しと受け取りスーパーボランティアの方からお声がかかってからの出動、武者修行に励みます。。
下旬、夕方から甲府市K町の人馴れ猫ちゃんたちに捕獲器を仕掛けあっという間に、4頭を捕獲、その日捕獲器をあと3つ仕掛け後は用済みと一旦なったのですが、
なんだか翌日も関わったほうがよい気がして、申し出てみたところ、やはり、その日ご一緒したもう一人のボランティアの方は、この捕獲後まだえさやりさんとして10km以上はある場所での何頭もの餌やりをやらなければならない上に、翌日も無理をされていたようで、急きょ翌日もピンチヒッターとして捕獲作業に関わることになりました。
で、さらに、その夜連絡が入り、2頭が捕獲器に入ったので翌早朝その2頭の捕獲器と残りの捕獲器をいつもお世話になっている病院まで運ぶというミッションを仰せつかりました。
翌早朝、K町の現場に向かう途中でY町路上でキジグレーっぽい猫ちゃんのご遺体を見つけ胸が痛みながらも、8時までに間に合わせるという緊張感で、警察に通報。。
7時ごろご依頼者宅を訪問し、2頭を引き取りました。その方いわく、2頭のうちの1頭はすごい人懐こくて、家の中まで入ってきて、旦那様の膝にまで乗ってくる!というお話を伺い、できたらその子をおうちに?と恐る恐る伺うと、先住猫が情緒不安になるからと、お断りされました。。
戻る途中、あの轢かれて亡くなってしまった猫ちゃんの遺体をちゃんと葬ってくれたかどうか気になって確認すると、まだいるではありませんか!
前回酒折付近で見かけたご遺体はすぐにきれいになっていたのに、また一番最初夜中に通報したK斐市付近のご遺体は見つからなかったといわれ、仕方なく、自分で葬ったことを思い出し、まさか、せっかく通報したのに、通報先を間違えたかと、保健所(動物愛護センター)に電話をしてみると、早朝だったり時間外だと警察に通報で正しいのだと教えていただきました。知らなかった!
今回の場合、早朝だったため警察に通報すると、警察から動物愛護センターへ連絡が入り、警察は、とりあえず、ご遺体を路肩に寄せておき、朝9時以降にセンターの車が回収する仕組みだそうです。。勉強になります。。
車内では、声掛けしながらも、不安は拭えないのでしょう。。一頭は少々もがいており、おしっこをしていました。見よう見まねで、たまたま持っていたスタンダードサイズですが、ペットシートを車内に敷いていたおかげで、車も汚れず助かりました。。
ペットシート改めて優れものですね!
また、いつなんどきこのようなミッションがあるかわからないので、この日以来、ビニル袋や拭けるもの等々思いつく最低限のものは揃えるようにしてみました。。けっこう亡き母の介護等置き土産が役立つ感じです。。
なんとか間に合い、先の4頭と並んで、2頭の手術をしていただくことができました。(もちろんノミダニ駆除も(*´ω`*))
お昼から6頭のリリース、さらに、そのご近所にいる猫ちゃんたちの捕獲作業に携わることになり、雨が降ってくる中敷地内の猫ちゃんたちは、人なれしていて仕掛けたそばから次々と計4頭が捕獲されました。
そのお宅以外でも猫ちゃんはまだいるそうですが、雨の中、あいにく屋根のまったくないところで、捕獲器を置いていくこともできず(人目につく公の場所だとTNR反対の人に仕掛けを外されてしまう可能性があるため)、
猫ちゃんが屋根の上にいたどうやら猫ちゃんを飼っているらしいお宅とは連絡をとれないため、断念しました。。
ノミダニ駆除の薬だけ託し4頭の手術とリリースはスーパーボランティアの方にお任せして引き揚げました。。
と、10月から始めたTNR活動は一か月経たないうちに、早20頭ほどの猫ちゃんたちのTNRに携わることができました。。
スーパーボランティアの方をはじめ、獣医の先生、その他のご縁のあった皆さまのおかげ様です!有り難うございます!
大変ご無沙汰しています。。
前回記事を掲載以来、様々な出来事の怒涛の日々だったことに加え、PCネットワーク関係の不具合が続き、長らくブログを更新できませんでした。
とはいっても、まあ、弱小ブログを気にとめる奇特な方もそうはいらっしゃらないと思いますので、自分に言い訳しながら、勝手気ままに書き連ねていきます。。
いろいろとあった中で、まずは、本格的に乗り出してひと月以上過ぎたTNR活動についてしたためたいと思います。
前回記事で山梨にて初甲府市S町4頭のTNRに携わった後、
翌週日曜早朝に、他のボランティアの方々が捕獲された猫ちゃん6頭の動物病院での手術の立ち会いをしました。
うち2頭はY市のどうぶつ基金行政枠で至れりセット、後の4頭にせめてノミダニ駆除をとお願いしたものの、うっかり、2か月に満たない1キロ未満の2頭の仔猫たちには駆除薬は劇薬になるとの獣医さんの診断で、死んでしまうリスクの責任をとれるかとの問いに、断念せざるを得ず、残念ながら、ノミダニがくっついていたと後で知りましたが、投与できませんでした。あの子たち、もう少し大きくなったらリリース先のえさやりさんにノミダニ駆除やってもらえたらいいけど、もう無理だろうなー。。と、死ぬリスクを問われて決断できない自分の不甲斐なさと、無力さにやるせない気持ちになりました。。
手術の順番を待つ間終始潤んだ目で見つめながら切なく鳴いて瞬きで答える私に訴えていた女の子のようなまだ少年のオスキジちゃんともう1頭の子に投与できたのはせめてもの救いです。
そして、このとき、スーパーボランティアの方からエゴだと言われてちょっとショックを受けたのでした。。
すべてはもちろん不可能ですが、せめて私が関わった猫ちゃんたちだけでもと、ノミダニ駆除の薬を素晴らしい志の獣医さんに投与して頂いています。それが不公平なのでエゴだそうですが、なら、皆もやってくれれば・・・と思ってしまいました。。
行政枠チケットがあれば、ワクチン接種もノミダニ駆除もしてもらえる猫ちゃんがいる一方で、ほとんどの猫ちゃんは、まだまだ手術だけ。いくらえさやりさんにごはんと暖を取れそうな場所多少の面倒を見てもらえるからといって、もともとは、人間の都合で手術させられる羽目になっている気の毒な猫ちゃんたちなのですから、せめて、ノミダニ駆除くらいしないと、申し訳ない感じです。野にいる猫ちゃんはマダニの被害も遭わないわけではありません。
ワクチンもノミダニ駆除も一回では意味がないという意見もありますが、天界に伺うと、やはりそんなことはないようです。
獣医さんは、エゴとは思わないけれど数が多ければ切りがなくなってしまうから大変だよとアドバイス下さり、少しホッとしました。また、最近、ボランティアの賛同者もいらっしゃると伺い、これも心強く思いました。
たとえ、エゴでも、一回で致死量、人間でも一滴でも目に入ったりしたら失明するほどの強力な薬とのことで、用法を間違わなければ、効果はあるということですから、できうる範囲で続けようと思いました。
この駆除薬に関しては、ネット購入で安いといっても、数が必要なので、結構なお値段になります。「本当はやってあげたいけど・・・」とおっしゃるボランティアの方、ぜひ、ご一緒に投与ご協力をお願いしたいものです。。
山梨では当たり前ではない現状です。。
が、思いがけず、つい先日初めて有難いご寄附を賜り、また猫ちゃんたちに駆除薬を投与できる天界からのギフトに甚く感謝感激いたしました。。月食満月の奇跡です!
横道にそれましたが、このころから、ふと、TNRの全体像が見えない不安を覚え、もっと何か重要な知らなければならないことがあるような気がして、少々焦りも正直感じ始めました。
で、よくわからない素人なりに分析してみたところ、
将来的に個人で動くためにも一番重要な知りたいこととは、
地域住民やえさやりさんとの交渉術と、手術後リリースした猫ちゃんたちのケアプランについてだと判明しました。
後で伺いましたが、どうやらスーパーボランティアの方も、地域のえさやりさんから市や保護施設等経由の依頼でTNRするため、地域住民の方と直接TNRの理解を求め、協力を仰ぐという交渉経験はないそうですが、やはり、その難しさ(TNR反対派もいるため)はご存じでした。。
が、その交渉術を見習いとして一番伺いたかったのでした・・・!
なにせ、依頼地域のほかにもちらほら猫ちゃんを見かけるようになっていたものですから。。
捕獲器とちょっとしたコツがあれば、TNRすること自体は、ある程度場をこなせばそんなに難しくないと思われます(といってもまだまだ見習い中ですが(-_-;))が、
最も重要で容易ではないのは、人間のせいで手術して頂く猫ちゃんのその後の人生ならぬ猫生が最良のものになるように保障する努力と責任です。。
でもでも、超動物初心者で、自分ちのニャン子すら手を焼いている今の私が、奥深いTNRがまだよくわからない状態で見ず知らずの子の大事な命を左右することを一人で軽々しくできませんし、できれば、地域猫としてみんなからも愛されてほしい、となると、地域住民の方々の理解はとても重要です。。
その術を知りたい!
専門家や市など公の組織を通じて教えてほしいし、一緒に立ち会っていただくなど連携して、私たち個人のTNRボランティアの背後には公の組織機関があり、バックアップと、何かあった時のフォローができるということを地域住民に理解を得るために示せるようにしてほしい!です。。
そのためには、どのようなフォローができるか交渉術も含め行政がTNRや仔猫を見つけた時の行動の一連の流れを、善意で関わろうとする人が簡単に取り組めるシステムを作って示し、
TNR反対の人も、猫を毛嫌いする人も、環境問題として、同じ地球に住む人間としての責務として協力を訴え、(たとえば「猫を飼うなら室内であることが条例で決まっている」など条例や法律を出してきて)説得するくらいの方法を、難しいで済ませず考え作り率先して動いていく必要が早急にあると思います。
ぜひボランティアの一人として、甲府市の動物愛護センターの方々と協力してお話し合い等にも参加したいのですが、まだ先方からの連絡はありません。。
もちろん、現在の甲府市の動物愛護センターの担当の方々はTNRに前向きな方々と伺っておりますので、なおさらこの素人ながらにわからなくて動けない問題を知っていただきたいですし、取り組むからには速やかに、とことんやってほしいし、一緒に考えたいです。。
TNRについて、捕獲器(最近は保護器というのでしょうか)の使い方だけでなく、交渉の仕方、ケアも含めた後処理の仕方等、現場経験だけでなく、全体を見通せるテキストがあったら、早くボランティアが育つのに・・・!と、
実地と併せてテキストの必要性を強く感じたのでした。。続く・・・
Timshel!
Timshel!