Timshelの日記

日々のこと、世間話

猫活動・・・

続き・・・(12月後半に起きたことを振り返って)

惜しくも成猫捕獲を逃したアニマルキャッチャーと仔猫の頭が入って折れてしまった丁寧ながら華奢な作りのデバイダーを市に返却し、他からレンタルできず取り急ぎ購入したばね式捕獲器で挑戦するも、強風という悪天候や、警戒心が強まった猫ちゃんなのか、扉が閉まってだけいるという状況で、仔猫の親か否か、なかなか捕獲できませんでした。。

天使とは言え、1匹増えたニャン子のお世話と2匹の繊細ニャンズのケアというこれまた人生初の動物初心者が直面するハプニングの日々に加え、失敗が続く寝不足の捕獲作業が、正直負担となっていきました。。

餌付けがばっちりのところに依頼されて行くのがそれはそれは一番の理想だと改めて痛感しながら、自宅のことだから仕方ないと、あの見かけた、ご近所さんも見ている猫ちゃん?仔猫の親猫ちゃん?1匹をなんとか捕まえられたらというなんらかの責任というかけじめを自らに課して、ふと、気づくと、どうぶつ基金のチケット申請忘れ。

年末の動物病院の開院日も気になりながら、奇しくも、思いがけずお借りできた、小平の天界の「ローカルキャットの会」の「ねこけん」最強「トマホーク」に切り替えて、12月いっぱいを目途に一区切りする口実というか、あきらめができました。。

 

残念ながら、トマホークでも、日が少なくかなわなかったのですが、

武者修行先では、Y市からの要請を受けたM町住宅の大人しい猫達14頭(後から+1頭)+2頭の仔猫のTNRに3日間携わらせていただきました。

そのうちの2頭の大きなオスは、狭いケージに2頭詰められて虐待を疑われ、猫風邪のひどい感じの仔猫2匹と併せて、Y市へ後日改めて相談となりました。。

ちょうど、その捕獲の際、ベテランボランティアの方から猫ハウスの話が出、寒くなるのに、発泡スチロール製の猫ハウスがあると暖が取れるとの一言で、試しに、あれば頂けると噂のスーパーへその足で向かいました。するとなんといい感じのスチロール箱を一つ頂くことができました。で、調べてみると、とっても簡単に猫ハウスを作れることがわかり、さっそく、一箱で2頭は入れる猫ハウスをつくって持って行きました。

で、それを見本に作ってもらうよう言ってみたものの、わざわざ箱をもらってきてつくることがもしかしたらできない感じがしていました。。

いつもはリリースには必要ないということで、行かないつもりでしたが、声をかけられ、急遽リリースにも立ち会うことになりました。奇しくももう一度そのお宅に伺える機会ができたため、全14頭(後で1頭加わりましたが)が入れる分の発泡スチロールの箱が用意できたらいいななんて思いながら、待ち合わせの時間までに2件のスーパーをはしごして、6箱ゲットし、時間までに猫ハウスを急いで作り上げることができました。で、前日持って行った1箱と合わせて計7箱、14頭が入れる猫ハウスをプレゼントすることができました。

実は、10分ぐらいの間に慌てて作ったため、後半は柄が折れてしまい、刃だけで作るも、いつの間にか指が切れ、なかなか止まらない血だらけ状態になってしまって、そちらのほうが手間取ってしまいました^^;。。

後日、例の虐待を疑われた2頭のオス猫が、その自家製猫ハウスに入っているとのことで、そのままそのお宅の庭先で外猫、地域猫?として暮らしているとの報告を聞き、少しでも役にたてたことをうれしく、血だらけになった甲斐がありました^^;。。

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簡単猫ハウス

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スーパーBさんに感謝

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スーパーOさんに感謝

timshel.hateblo.jp

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いい子たち。。猫ハウス使ってね。。


そして、12月のクライマックスに、甲府市と猫活動ボランティアとの初の会合があり、

ここでは、なんとしても、TNRや地域猫活動について市に具体的に動いていただけるように働きかける使命が、若輩ながら唯一できることというか、しなければならないような気がして、参加させていただきました。で、電話越しのみでの担当者との初ご対面がかないました。。。

この会合のために、あらかじめ、地域猫活動を含め主に猫に関する現状や最終目標など、全国的な流れを少々お勉強させていただきながら、甲府市の人と猫との共生をうたうプロジェクトの目的や目標、実現に向けての課題や提案等、素人ながら気づいたことを要望として文書2ページにまとめ提出とともに述べさせていただきました。

前記事でも書きましたが、「TNR」や「さくらねこ」、「地域猫」等、ほとんどの地域住民に知られていないことをまずなんとかすべく、行政主導で自治会の話題として下ろしたり、ポスターやチラシ等での啓発はもちろん、学校での教育活動に取り入れる、はては、新設はないといわれましたが、猫等動物の保護施設を就労先にする等々、けっこう具体的に提案してみたりしたのですが、

行政主導というと、強制的になる感じがどうか、、と担当責任者の方の及び腰な姿勢が少々見られましたが、ぜひ、具体化のために、ブレーンとしても一緒に考えていきたく、お呼びがかかればいいなーなんて、ちょっと思いました。。

そして、やはり、最終目標は、猫はすべて完全室内飼いの家猫となり、地域猫活動は過渡的な活動であること、と確認し、一刻を争う猫増加のために、従来の地域猫活動とは異なるTNR先行型の地域猫活動をどうぶつ基金と協働して行っていくということを資料も掲載しながら、ボランティアの方々にも情報を共有確認させていただきました。

やはり、みな「すぐやる」「全部やる」「続ける」のTNR先行型の地域猫活動には賛同しておりました。。

「反対の地域住民もいる」という意見もありますが、だからこそ、大きな視点で、猫好き嫌い苦手無関心関係なく、どの人にとっても自分事に考えてもらうよう強制的になっても、行政主導でこういうことこそ積極的に働きかけるべきでしょう。。

どこまで理解していただいたかはわかりませんが、せっかくベテランボランティアの方がセッティングしてくださった貴重な機会を活かさない手はありません。。

ただの世間話的な感じで終わらないよう、我ながらあほと思いつつ時間をかけて明文化し、ある程度評価も頂いて苦労した甲斐はありました・・・多分。。。

でも一番は、私自身がよくわからなかった全体像が少し見えてきて勉強になったということかもしれません。。

もし論点がずれまくっていたらまずいとやんわり書いたつもりですが、少々手厳しいものだったようです。。

早く具体的に動き出せばいいな。。。