満月おめでとうございます!
荼毘に付した新月から満を持したかのように、母の昇天から仏事でいうと四十九日経ち、無事納骨を終えました。。
奇しくも四十九日とは、中陰が満ちる日「満中陰」と言うそうです。
うちの方は割と何でもありの感じなので、亡くなれば誰しも(人間として生まれたからには)成仏する権利があって日を置いて成仏とかはなく、四十九日の時は、故人を偲ぶ遺された者にとっての整理期間という住職の話ですが、
一般的には、人は亡くなってから四十九日までに成仏するそうで、故人が無事成仏する仏事の四十九日法要もって49日間の忌(中陰)が明けるのだそうです。
「成仏」とは、昔どっかの仏教本で読んだ気がし、悟りの境地ではなかったかと記憶しているのですが、つまり、天界に還る時に似ているのではないかと感じたものですが、もしかして、一番適当と思われていた宗派が、宇宙を感じる仏教の中にあっては、実は、わりと天界の見解に近いものがあるのかもしれません。。
(気が枯れると穢れの象徴のような「死」を崇高なものとしているあたりなどは特に!)
実は天界のことを知っていた母がそうと知っていて嫁いだのでしょうか・・・。
過日の葬儀でつけられた母の法名なるものも、奇しくも「真実を明らかにする」意味の名前がつけられ、天界を感じたものです。。
そして、さらに奇しくも、いつもは信仰の違う仏事を頑なに拒み続け、自分の父親の葬儀すら出席しなかった親戚が、付き添いで思いがけず訪れ、なんと、そのまま居た(しかも教本まで読んでいた!)という天界の奇蹟が起き、ちょっと感激しました。。
今日は天界のエネルギーもよく感じられ、居心地がよかったのかな??と思いながら、全てがつつがなく、スムースに終えることができ、母は、いよいよ大地の一部となりました。。
今日一日の終わりに、珍しく窓から見えた盛大な打ち上げ花火がまるで労ってくれているようでした。
本当に、母からは数えきれない位大事な人間界の人生について、魂について、天界の
教えを学ばせてもらいました。
そして、人の「死」がこれほど神聖で、貴く、高潔で、穢れのないピュアなものであると、母は自らの「死」を持って教えてくれました。
Timshel!
大地と共にある母、眺めのよい場所